こんにちはカレイドです。
大学院へ入ったけれど研究へ疲れていたり、本当にこれでいいんだろうかと思ったことありませんか?
特に理系の院生の場合半数以上が、大学院へ進学します。結果、周りに流されて進学する人も少なくありません。
私がそうでしたし、周りにも数人いました。
一度研究室へ入ってしまうと研究をやらないといけないという固定概念にとらわれて視野が狭くなります。
早い段階から新しい可能性を探すことも大学院の役割だと考えます。
今回は大学院で先の人生について少しでも悩みがある人へ向けていくつかの選択肢をまとめてみました。
こんな方におすすめ
- 周りに流されて院生になった人
- 大学院へ入ったけれど先の将来が不安な人
- 研究以外にどんな職業があるのか興味がある人
カレイドの自己紹介と院について
ざっくりまとめるとこんな自己紹介になります。
簡単な自己紹介
さて、現在は大学院二年生で就活も決まっています。しかし、もともとの学部は応用物理学が専攻で、研究もメモリ系であり、ガチガチのメーカー系へ行くような研究室に入っていました。(去年は6/8メーカー)
実は学部卒業時の成績は次席でした。研究室は選び放題、おまけに院もエスカレーターで進める状態でした。
今となっては一本道であったことが返って不幸だった気もしますが、迷いなく院へ進む選択を取りました。
特に院へいきたい理由はなくて院生は就活が有利と言うことだけで選びました。似たような人結構いるんじゃないでしょうか?
転機は院の1年生6月
しばらくは何も疑うなく決められたルートを進んでいました、ところがどうしても実験をしていく中でメーカ系で40年も研究者をやっていくのは無理だなと感じました。
単純に、悩む期間が長すぎるのと割と孤独感が大きかったからですね。(実際の企業はわかりません)
もともと私自身飽きっぽいところもあり、一つの研究でずっと生活というタイプでもないのかもしれません。
そこでゆっくり考えてみました。メーカー系の場合には仮に転職をしたとしても研究の内容がかぶる可能性が高いんじゃないかと。
だったら他にどんな企業があるんだろう???
ということで私の周りでよく人気のメーカー系以外のものを列挙しておきます。
- コンサル
- IT系
- HRTECH
どれもかなり幅を広く言っているので繋げようと思えば実はいくらでも繋がりますけれど....w
先輩の一言でコンサルを知る
1つ目まず、大学生、院生の一つ目の別の道としてよく知られているのがこのコンサルだと思います。
実際のコンサルの内容というのは
【挑戦】6人プログラミングのコンサルをさせて頂いて初めて人の役に立てた話
【就活生向け】IT業界5つのインターンに行った自分が、体験談と学べることをまとめてみた。
この辺が役に立つと思います。
なぜおすすめかというと、院生の場合は特に論理的思考。実験を行う時に仮定→実験→考察のような問題解決のような思考をよくするため、比較的似ている感じがあります。
実際私が内定をもらったところは外資IT系になりました。ITコンサルインターンは5つとも全て合格でした。(落ちた二つはITのエンジニア系、と経営コンサルです)
実際聞かれる面接内容や、インターンも仮定を立てて話し合い、なぜその推論でうまくいくかという理由づけなど研究に似たところがたくさんありました。
PC好きから始まったIT系(機械学習、情報系、その他の理系全般)
もともと私はコンサル志望でした。
しかし、コンサルとは何か困っている人、企業の悩みを解決するというのが仕事である以上自分も何かはじめにここは負けないという部分を作りたかったということもあって、スタートはシステム開発よりの外資ITへ入りました。
IT系は理系の宝庫だと思います。おそらく研究でPC触らないことはないと思いますから最低限の知識、世の中のシステムに興味がある人全員が対象です。
インターンでは本当に文系から理系。ジャンルを問わずにいろんな人が集まっていました。
結構多かったのが研究で機械学習を用いている人たちですね。
彼らは機械学習を行ったことがあるという経験で幅広い業種に目を向けるいる人が多いなーという印象でした。
友達の中には外資系で金融のデータ分析の職へ進んだり、他にもそのまま大手(自動車系など)の機械学習のデータ分析を扱っている企業へ新卒カードと合わせて職についている人もいました。
その一方で、もちろんそもそもプログラミングが好きだからという理由でWeb系の言語を学んで今インターンをやっているという学生も結構多かったです。
大学の研究はデータ分析で、フロントの画面(HTML/CSS)の勉強をしているうちに機械学習ではなくてweb系にいきたくなるパターンですね。
私が現在のインターン先の企業に東大の人がいるのですが、まさしく同じパターンでした。
Web系は同じ言語を使って同様に幅広い所に行くことができます。
カレイドは現在は医療系、その前のインターンではブロックチェーン、就職先では金融など割と幅広くやっています。
研究自体は上で話したように応用物理学、という全く無縁の場所からでも全然いけたので理系院生であれば割とやりたいことを後から見つけることができるオススメの職種の一つです。
最近流行りのHR(ヒューマンリソース)テック
これも、理系で情報以外の人だとITに精通できるという点で新しいかなと思います。
私の友達でり●るーとへ行った人がいますが、そういう会社をイメージしていただければいいです。
そもそもHRとはヒューマンリソースの略語で人材を資源や資産と見て、最適な配置、パフォーマンスを発揮できるようにうまく人を捌いていくイメージですね。
最近は転職活動なんかも活発になってきて、そういうニーズが増えてきていますよね。
これを達成するためにITのテクノロジーを活用していきます。
例えばよくある就活サービスや転職サービスなんかがそうですね。それを企画として考えたりしてもいいだろうし、枠組みとしては同じですが、それを作るサービス部門もあります。
さっきのIT系の中で割と絞った部類のものになります。
就活(自分探し)を始めるのに早すぎるということは一切ない。
以上3つの可能性を出してみました。
大学院生活を行っていると比較的、その研究室内である程度毎年行く企業って大体決まっていると思います。
多分始まりはそういう企業を見るところから始まると思いますが、企業はもちろんそこだけではありません。
おそらく四季報を見ていただけると大体理系院卒でこんな所に行っているんだという情報を少なからず見ることができると思います。
探せば、理系院生なんて研究とは全く違う分野で役に立っている人は山ほどいます。
学生から就職は一生に一度、というよりもその就職をよくするために、今まで勉強をしてきたと思います。
もちろん研究をやらなければいけませんが、研究以外の道を考えるならば私はそもそもゴールが違うと考えます。
実際、正直な話をすればメーカー系以外の人に就活の話をする時って深い話なんてそもそもできないですからね。
自分がどういうことをやっているかと、そこから何を学んだかを話せれば研究の内容は一切就職先では使わないのが現実です。
私は就職先では使わないのに研究をすることにどうしても意義を感じませんでした。もちろん今の研究が楽しければいいと思いますが、そうではない人も一定数いると思うし、院生であれば3年という期間もあれば研究以外の選択肢を考えても不思議ではないと思っています。
むしろ周りに流されて似た就職先ばかりを見ている方が危険です。
時間を得るためには何かを捨てる覚悟が必要です。そして現実問題、メーカー系でないなら就活でしか使わない研究を捨てるのが最も合理的な選択肢だと思います。
終わりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
私は研究を否定したいわけではありません。学部時代はもともとは研究に興味がありました。
でも今は、何かそれ以外のことで世の中に社会貢献、就職をしたいと考えています。自分が楽しくやっていけるフィールドですね。
タイトルのように大学院は研究をだけをすべき場所ではなくて、人生で何をしたいか考えるロスタイムと考えるようになってから一気に気が楽になりました。
私と同じように研究以外の道を考えている人へもう一度伝えます。本当に研究があなたのやりたいことですか?