こんにちはカレイドです。3月に入って本格的に就活シーズンに入って情報が解禁されましたね。
あらゆる企業で企業説明会が始まり、そのあとのESの内容に手を焼いている人も多いのではないでしょうか。
今回はそのあとの実際の面接対策として押さえておくべき点についてまとめてみました。
先日これから就活の面接が本格的に始まる友人たちと飲み会をしたときに面接のポイントが何かわからないという声があったので、
実際の面接官のかたとお話ししたときの内容をもとに大事なポイントをまとめておきました。
特に実際の面接においてはどのように話を組み立てていったらいいのかわからない。面接官の質問が次々に飛んできて思うように話せないっていう人は多いんじゃないでしょうか。
もしも面接が自分のペースで進んだら話しやすい事この上ないですよね。今回は話の組み立て方をまとめていきたいと思います。
自分の対策を自分で見直すな。
面接の話の内容について話す前にまずは、自分ひとりで作り上げようとせずに他人を頼りましょう。こういう内容って客観的に見ないとかけている部分は見えてきません。
まずは一通り多くの面接で聞かれる内容について答えをつらつらと書いていきましょう。まずは大雑把でいいので内容を書き出すことが重要です。
私は本一冊購入してよく聞かれる質問について+外資でよく聞かれる質問およそ50程度考えました。
質問の個数だけ言えばかなりたくさんあるように思いますが。あとで話すように大まかなストーリーの流れに沿えば大体同じ質問パターンになるので怖がる必要はありません。
完成したらまずは友達に確認。添削をしてもらうこと。これが重要です。そして何を重点的に見てもらうかそれはその話から具体的にどういう質問が飛んでくるかをここで考えておきましょう。
こればっかりは初期の段階から見つけるのは大変なので友達と協力するか大学のキャリアセンターなどを通して一度実践的に経験することが重要になります。
そして逆にどんな質問を面接官からされれば自分は受け答えがしやすいのか自信をもって答えやすいのかをどんどん書いていきましょう!
自分の思い描く面接ストーリーになるように話を分岐させる。
面接は一つ一つのの質問を積み重ねて面接が終わった後に線になっていなければ合格できません。
個々の質問を終えてその面接の後に自分はどういう人間なのかをアピールできていなければなりません。そのためには面接官が気になったポイントについてどんどん深堀してきてくれる方がいいわけですよね。
話の中で全く関係ないところへ移ってしまったら相手にとってはあまり必要のないことか、興味がないことの可能性が高いです。
よく物語や小説の中に伏線ってありますよね。最後の最後にすべてがつながるみたいな。うまい伏線を張ってほしいんじゃなくて自分の答えに対して面接官が疑問を持つような文章を作ってほしい
わけです。これはなんでなの?とかここについてもう少し詳しく説明してほしいとかそういう質問を相手からを引き出せればOKです。
相手のなぜ?に答えた文は頭に残ります。すべてを最初から答えてしまっては相手が聞きたい質問を最初からすべて答えることになってしまいます。
確かに一見相手が質問をすることなく答えを作っておくのはいいことのように見えますが実は違うんですね。相手の印象に残すためには相手に深堀をしてもらった方がいいのです。
そして相手が自分が考えていた質問を聞いてきたらまさにドンピシャです。
次はその質問に対する答えの作り方を見ていきましょう!
質問の答えは簡潔に。結論ファーストを意識しよう!
自分の書いた質問に対する答えを見てみましょう。まずは結論が最初に来ていますか?
例えばこういう質問が来たことを想定しましょう。
あなたの企業選びの基準は何ですか?
どんな業界でも聞かれる可能性がありますね。
ここではあなたの基準が仮に二つあるとしましょう。それは裁量権があるかどうか。将来を見据えている会社かどうか。
私はこれに加えて自己成長が出来る場所かどうかも加えていました。
この時に面接官に対する答えとしては
私の中では基準は二つあります。一つ目は裁量権があること。もう一つは将来を見据えている会社かどうかこの二つです。
これでokです。
え?たったこれだけでおっけーなの?と思った方もいるでしょう。これでいいんです。理由は単純で前にも話した面接官の頭に質問の答えを残すことです。面接官はたいてい紙に何かを書いていたりしますが、そこであなたが裁量権があることでその理由はこれこれこうで....と話し始めてしまうと面接官は心の準備をする前に話が進んでいってしまうんですね。
ですから相手に与える情報は最小限。相手に質問が浮かぶように答えを作っていくのです。
理想はそのテーマについて質問をひとしきり終えたら満足しているようなイメージですね。聞きたいことは全部聞いたし次の話題に移ろうって感じです。
もう一つ例をあげましょう。
あなたの自己紹介をしてください。
これに関する答えとして
理系の私は応用物理学を専攻してメモリの研究をしています。バイトでは塾講師やクレジットカード会社のコールセンターなどを経験してきました。
私の強みとしてはコミュニケーション能力と考え抜く力を生かしてこの会社で力になれればいいなと思っています。
このぐらいです。強味なんてごく普通にあるようなことです。
場合によっては3分で自己紹介してくださいなどあるかと思いますが。出来る限り情報は最小限に例えば今のなら私には大きく三つ把握してもらえばよくて。
- 一つ目はメモリの研究をしていること。(これはかなり特殊なので記憶に残っている可能性が高い。)
- 二つ目はバイトが塾講師とクレカのコールセンター。最低片方頭に入っててくれればいい。
- 三つ目は強味について、コミュニケーションと考え抜く力。どちらか片方覚えてくれればいい。
こんな感じで頭に残っていればいいなぐらいの気持ちで話します。そして分岐ルートは今言った内容のいずれかに必ず移るはずです。その話の内容を飛ばして他の質問をされる場合はおそらく深堀する必要がないか、話しすぎのどちらかになると思います。
面接官は話を聞いてないと思ってしゃべろう!
なぜ質問の内容を簡潔にする必要があるか。それは面接官も1回話を聞いただけで完璧に理解するのは不可能だからです。
だから最低限こちらがわかりやすいように話を構成することで聞いている相手に負荷をかけて頭に話を残してもらいます。
面接官も一日に何人も相手をするわけなので始まりと終わりの中で全員の特徴を話してと言われれば全員の名前が出てくることはなく間違いなく優劣がついているでしょう。
面白いストーリーと論理立ても重要ですが。論理的でも話が頭に残っていなければ意味がありません。ですからまずは相手の頭にとにかくメッセージを残すことを考えるのです。
自分の話の3割ぐらいしか相手の頭の中には残っていないと思いましょう。さらにそれが会社終わりにはおそらく1割でしょう。
特に聞いたこともない話が面白くなかったらどうでしょうか例え30分の面接でも最初の5分が詰まらなかったらおしまいです。
まとめ
今回は面接の答えの作り方について相手の記憶に残りやすいような組み立て方が重要だと考えました。
実はこのストーリー形式の話がいかに重要かっていうのは1分で話せという本にすべてまとまっています。
分量的にもちょうどいいので時間があるときに読んでみると理解が深まるかもしれません。
結論ファーストでそれに対する理由づけをどんどん加えていく構成をピラミッド型なんてよんでいます。
私が話した相手は思っているほど聞いていないとかストーリー形式にするのは感情に訴えるということでかなり効果的です。友達と話すときにもこれを意識すると相手の聞く意識が変わるかもしれませんね!