こんにちはカレイドです。
今回はオンラインプログラミング学習サイトのPyQを実際に登録して学んできたのでそのレビューをしたいと思います。
今の世の中書籍だけでなくオンラインでのプログラミング学習の勢いがすごいですが、自分の目的にあったものをしっかり選べるといいですね。
実際にオンラインでPythonを学べる環境はまだまだ少ないので皆さんの疑問が少しでも解決できれば幸いです。
PyQとは? Pythonを学べるオンライン学習サービスです。
それでは一つずつPyQについてみていきましょう!
PyQって何?
PyQとはプログラミング言語、Pythonが学べるオンラインプログラミングサイトです。
私自身結構Pythonに興味あったのですが、がっちり学べるサイトがなくて困っていました。
そんな悩みをまさしく解決してくれるサイトがPyQでした。
Pythonとは?
Pythonとは今流行りのプログラミング言語です。
プログラミング言語はたくさんあり、時代とともに変わりゆくものなのですが、皆さんどこかでAIや機械学習、ディープラーニングという言葉を聞いたことがないでしょうか。
そうです。実はPythonは今流行りのAI学習をする際に使われている言語でこれからものすごく需要が伸びていく言語だというように言われています。
実際2018年現在の年収ランキングにおいてPythonは第3位、現場開発などで使われるJavaと比べてみると圧倒的に給料は高くなり高単価な言語だと言えます。
そしてこれからの需要がどんどん上がる言語でしょう。アメリカでの人気ではすでに1位を獲得しているとのこと...
またPythonでどんなことが出来るのかというと
Webアプリ開発や機械学習、サイトの分析に役立つスクレイピングなどなど様々なことが出来ます。
個人的に研究とかのデータ整理などではエクセルを簡単にいじったりすることもできるので、単純に作業効率化をさせるために学ぶ言語としてもおすすめです。
日々の業務で2時間もかかっていたものがボタン一つ10秒で終わるって考えたらどうですか?
残りの時間は有意義に使えること間違いなしでミスもなくなります。
これを学ばない手はないですね。
PyQを利用するメリットをずはり一言でいうと?
大きな利点としてはプログラミング初学者がつまづく環境構築をする必要がなく、Pythonを通して一通りの物づくりを体験することが出来るのでその後の独学やプログラミング学習のモチベーションが維持しやすいところかなって思います。
PyQの満足度調査では94%の受講者から高い評価を得ているのも一つのポイントです。
PyQのサイトは株式会社ビープラウドが開発しておりなんとPythonを使って製作されています。
株式会社ビープラウドは10年以上もプログラミング言語Pythonを使い続けており大変安心できるサイトになっています。
その中で私がオススメしたいポイントは実務レベルでのユニットテストなどの技術が学べるということです。
普通のプログラミングサイトってほとんどが実行して物が完成して終わりってパターンがものすごく多いです。(もちろん完全な答えがあるからなんですけれど)
しかし実際の開発現場においては作ったプログラムが予想通りの動きをきちんとしているかのユニットテストというものが存在します。
これをPythonできちんと学べるところって今のところは実はPyQしかないんですね。しかもこれを学習塾とかで通おうとするとかなり莫大な金をとられてしまう。スタートの敷居が高いんですよね。
もちろん本当の実務は実際に経験しないとだめです。でもあぁこういう感じでテストがあるんだなって感覚を学びたいがために15万は高すぎるよって方もいるでしょう。
そんな人のためにPyQはうってつけなのではないでしょうか。
私のスペック
実際に利用する人はどれくらい私がプログラミングが出来るのかわからないと思うので実際に利用した当初のスキルについて簡単に書いておこうと思います。
開始前
progateで一応いろんな言語を触ったことはあるが、本当の実務を経験したことはなし。
pythonは日々の研究で軽く使っている。
用途は大量のデータを整理してcsvファイルとして整形するぐらいまではググりながら出来る。
webアプリ系については未経験 ( APIなどの単語を聞いたことがなければ未経験で間違いないですね)
開始後
- webアプリをFlaskやDjangoなどを用いて作成するスキルを習得。
- 簡単なスクレイピングぐらいなら扱えるように。(サイトから情報を効率よく集めること)
- numpyやpandasなどのライブラリについて習得。(データ処理をするうえで必須)
- 簡単なユニットテストについて習得
ちなみにFlask,Djangoはwebアプリを作るフレームワークと呼ばれるものです。
フレームワークはある程度型が決まっているのでサイトを構築したりするときに勉強しやすい形になっています。
どんな人におすすめなのか?
結論からいう超初心者レベル1から実務レベルの中級レベル4まではカバーできます。
自分の中ではプログラミング言語の段階はこのように分けられると思っています。
レベル1 どの言語でも当たり前になるプログラミングforや if 文 配列など
レベル2 クラスや継承などプログラミングごとの型がわかる
レベル3 Pythonにライブラリというものを導入して簡単なデータ解析やエクセル処理ができる
レベル4 ローカルでアプリ作成、スクレイピングができる
レベル5 インフラ等を理解してwebアプリの作成ができる
レベル6 実務での運営保守ができる
PyQではレベル4までは賄えます。
ただ実際にレベル5、6はできないのかっていうとレベル4まできちんとこなせた人っていうのはそれなりに独学で学べるスキルを必ず習得しているはずです。
例えばレベル4のローカルっていうのは自分のパソコン上で動くっていう意味ですが、そこからレベル5のインフラ整備をしてwebアプリを作るっていうのは独学スキルを持つ人ならネットで調べてささってできてしまうと思います。
自分のサイトでもそのステップアップをいずれ支えていければいいなと思っています。
レベル6に関してはもう本当にエンジニアとして働いてみる必要がありますが、日々の業務の効率化をするとかそういった目的であればここまでのスキルは必要ないです。
プログラミング未経験でも大丈夫ですか? むしろ未経験者におすすめしたいです。
肝心の真の初心者でも大丈夫かってところですが、PyQでは本当に基礎の基礎の基礎から解説をしていて1000問以上の実践的な問題を解くことでそれを体得していきます。
最初に躓きやすい環境構築などといった壁になるポイントは排除されていますし、細かく問題設定がされているので心配ないです。また少し割増のプランにすることで質問することも可能なのでプランに応じて変更することもできます。
基本的に模写なのでエラーの心配も必要ないので最初にやる気をそがれることもないです。
学習形式と値段は?(基本料金2980円/月) 途中退会で一部返金あり
個人ライトプラン | 個人スタンダードプラン | |
月額 | 2980円/月 | 7980円/月 |
質問 | × | 〇 |
値段については質問はできないけどPython本1冊分の値段から学べる月額2980円プランと質問をすることが出来る7980円プランの二つがあります。
1から学習する方は最初から個人スタンダードプランから始めることをお勧めします。
最初に個人ライトプランで後からスタンダードに変更することが出来ます。その分の金額は日割りで計算されるので少しお得にしたい方は、本当につまってだめだっていうときか、ある程度飛ばしながら進めてまとまって質問が出てきたときに切り替えるとよいでしょう。
勉強の形式はオンラインで直接ブラウザに打ち込み形式で勉強していきます。また解答を見ながら写経していくタイプですので
コピペはせずに自分でひたすら打っていってください。
また途中途中で答えが最初は隠された問題も用意されていますが、15分考えてわからなかったら見てしまって先へ進むとよいでしょう。
プログラミング学習で大事なのはテンポです。特に初学者は躓いたところが解決できず疲れてフェードアウトする現象さえ回避することが出来れば
必ず成功の実感を味わうことが出来るはずです。
各単元ごとに分かれているので自分のニーズに合ったところから勉強を進めていくことも可能です。
また、どういう方向性で進めていったらいいかわからない人にはコース一覧が容易されており
このようにゴールが明確になっているので目的別や、何をやったらいいかわからない人に興味が湧くような構成になっています。
どんなことが学べるの? 基礎文法からWebアプリ スクレイピング Pythonならなんでも!
Pythonで学べることなら大半のことは学べます。
pythonの実務レベルのユニットテスト、機械学習、webアプリJupiter Notebookを活用した勉強やAI開発に欠かせないNumpy Pandasなどのライブラリについても詳しく学ぶことが可能となっております。
またwebアプリで必要な知識としてHTML/CSSの知識が必要なのですがこれもきちんとカバーしてくれています。
こちらは必要最低限の知識を学べれば後の肉付けは独学で学んでいけるので気にしなくてokです。
ただ私が見た限りだとtensorflowやkerasを利用した画像解析などは行っていないみたいなので深層学習で本気でAIを学びたい人はPyQで学んだ後にさらに
勉強する必要があるのかなーと思います。
特にFlaskやDjangoを使ったwebアプリ開発はモノづくりをしている実感が出来てとても有意義でした。これから実際に自分でtwitterのAPIというものを利用してうまくPythonと組み合わせることでデータ処理を絡ませながらローカルで動くアプリを作ってみたいと思っています。
他のサイトとの比較は?
PyQの他にも様々なオンライン学習サイトがありますがいくつか有名なものとの比較をしてみたいと思います。
Progate VS PyQ
まずProgateですが、超初心者を対象にした様々なプログラミング言語をスライド形式のものを見ながら勉強できるオンラインプログラミングサイトです。
私も使っていたのですがつまずく要素が本当になかったです。
しかしながら学べる部分というのは本当に最初の部分のみです。実践的な内容に関してはかなり乏しいという印象です。
ですので最初からPythonを学ぼうっていう人にはPyQをお勧めします。
そうではなくていろんなプログラミングを学んでみてから決めたいという人はProgateをお勧めしますが私の体感としてそういう人は結局Progateで学習後にどこ行ったらいいのってなるのが落ちなんじゃないかなって思います。
Progate使うならあくまで目標を立てたうえでそのうえで使うべきかなって思います。
とにかく最初からPythonを学ぶぞっていう人はPyQをお勧めします。
Aidemy VS PyQ
AidemyはAI学習に力を入れていて、深層学習を詳しく学ぶことが出来ます。なのでwebアプリ開発とかしたいという人には向いていないですね。
ただAIを本格的に学ぶという人はAidemyのほうがいいかなと思います。ブロックチェーンなども題材に扱ったり、AlphaGoなどの強化学習の手法まで様々なものを取り入れています。
ただ価格に関してはコース買い切り制なのでお試しということが出来ないです。なのでもともと中級者以上の方が目的をもって勉強するならAidemyそうでないならPyQでPythonの便利さについて学ぶというのがいいかなと思います。
おすすめポイントは?
最後に私から見たオススメを書いていきたいと思います。
私自身Pythonの勉強のために書籍を買うことが結構多かったです。研究でdeep-learningをやっている先輩から学びながら3000円ぐらいの本使って勉強していました。
でも今は同じ値段でオンラインで勉強できてしまう時代なんだなーと痛感しています。
1ヶ月本気で取り組むこと考えたら圧倒的に2980円のオンラインPyQのほうがコスパいいなって思います。
そして何より、社会人の方であれば絶対日々の作業の中でエクセル作業やってると思うんですけどそれを自動化できる手段を手に入れることが出来るPythonを学ぶってめちゃくちゃ有意義なことになると思うんですよね。
そのうえ自分のスキルアップもできる。欲張ればwebアプリなんかも作れてしまうPyQはかなりオススメできますね。
あとは飽き性な人にはとにかくいろんなクエストが用意されているのでお試しが利きます。値段も3000円でプログラミングを学ぶのにそう高い値段でもないのかなと。
あとはやっぱり実務レベルのユニットテストを学べるところ。私自身入社したらすぐにユニットテストをやらされるみたいなのですが、ある程度感覚を持っているのと持っていないのとでは作業効率が大違いになるかと。
ほかにもWebサイトのスクレイピングなんかも学べるのでなんか分析してみたいなーっていう理系チックな人が学ぶのにもおすすめだと思います。
とにかくやる気のある人はがっつり学べる仕組みになっているのでそこもいいところかなと思いました!
まとめ
今回は自分が体験したPyQについての活動報告についてまとめてみました。かなりいいサイトで知ったときにはこんなのあるのかって思うぐらいまだまだマイナーサービスなのかなって思いました。
このサービスはTwitterから回ってきたものだったのですが想像以上によかったです。
やっぱりきちんと正しい情報を収集していくのは大事なことなんだと思ったのと同時にスキルアップもできたのでよかったです!